創刊号<特集 悪の文芸> 昭和50年9月10日発行

近代日本文学と悪                        高田瑞穂
有島武郎『カインの末裔』論−悪としての自然とその末路      竹内清己
中山義秀『厚物咲』論                      大森盛和
悪への願望について                       石内徹
『蓼喰ふ虫』論−特に反近代について               林恵子
『砂の上の植物群』論−<矩形>の様式化について         安田義明

第2号<特集 艶の文芸> 昭和51年9月10日発行

文芸に於ける艶なるものの考察−花に舞はで帰るさ憎し白拍子 蕪村  村松定孝
谷崎純一郎『お艶殺し』論−「殺し」における艶美の醍醐味     竹内清己
岡本かの子『女体開顕』論                    木村洋子
永井荷風『踊子』論−「芸」としての文学について         石内徹
評釈「北京のわかれ」−釈迢空の流氓について           森磐根

書評
大野茂男著「荷風日記研究」                   笹淵友一
笹淵友一著「永井荷風−『堕落』の美学者」            森安理文
《研究発表要旨》
谷崎純一郎『細雪』論                      大森盛和
大庭みな子『三匹の蟹』論                    見物昌代
宗教と文学                           川合道雄
椎名麟三『邂逅』論                       神田重幸
中村真一郎における小説の方法                  竹長吉正