第19号<特集 折口信夫> 平成5年11月1日発行

昼さめて こたつに聞けば……−「金富町」の折口信夫  有山大五
折口信夫における<伝承>−父・子・そして、同性愛   持田叙子
おくびの背景                     高橋渡
『日光』時代の釈迢空−前田夕暮の奥秩父詠と対比して  山田吉郎
迢空・飛行機・近代                  野寄勉
折口信夫『執心鐘入縁起』論              石内徹
再び「迢空錬夢」                   長谷川泉
自由論文
田山花袋「重右衛門の最後」論−『村の人』を中心に   小林敏一
『行人』における「語り」の構造            小林美鈴
室生犀星『幼年時代』論−軽い恐怖           森晴雄
源氏物語『紅葉賀』論                 福本登基子
源氏物語『花宴』論                  岩田恵子
書評・紹介
岩田光子著『川端康成−後姿への独白』         須藤宏明
平山三男編著『遺稿「雪國抄」影印本と注釈・論考』   竹内清己
庄司肇著『坂口安吾論集成』              高野良知
『長谷川泉著作集10・対談』              有山大五
笠井秋生著『芥川龍之介作品研究』           山崎甲一
坂敏弘著『芥川龍之介書誌・序』            庄司達也
馬渡憲三郎著『昭和詩史への試み−表現への架橋』    戸塚隆子
高橋渡詩集『見据える人』               本田周成
加藤忠昌詩集『はるかな里』              糸屋鎌吉
橋本征子詩集『夏の呪文』−素朴な一つの感想      高橋渡


 第20号<特集 折口信夫II─人・場所> 平成6年11月10日発行

折口信夫と南方熊楠−アンビバレンスとしての共通の場      阿部正路
宣長・折口・大宰−神と恋と共生と               勝原晴希
折口信夫と中村真一郎                     小川和佑
折口信夫と三好達治                      戸塚隆子
折口信夫と金澤庄三郎                     松本博明
釋迢空と島木赤彦−「アララギ」史のなかで           神田重幸
釈迢と白秋−『日光』の時代をめぐっての覚書          山田吉郎
折口信夫と穂積忠                       石内徹
折口信夫の《東京》−むさし野は ゆき行く道のはてもなし……  竹内清己
折口信夫と大井出石                      内海宏隆
折口信夫と慶應義塾                      中平仁孝
折口信夫「新憲法」考−言葉の中の天皇             野寄勉
折口信夫学のリアリズム                    穂積生萩
折口の佐渡詠と我が佐渡初遊日記                高橋俊夫
「島の便り」をよんで                     山之内朗子
折口信夫書誌をめぐって−参考文献目録を中心に         坂敏弘
大和迢空会と「釋迢空研究」−梅木春和先生追悼に重ねて     有山大五
自由論文
林芙美子の小説                        岩田光子
漱石の目指した読者操作−後期三部作から            小林美鈴
『終りし道の標べに』論−昼と夜と境界線            藤江正子
吉本ばなな『キッチン』序論−「食べる」ことの意味を中心に   野村昭子
源氏物語『葵の巻』考−怨霊の意味について           松浦和子
源氏物語『賢木』考                      中平仁孝
年譜の中の井伏鱒二−井伏鱒二の“哀しみ”           松本武夫
書評・紹介
菊地弘著『芥川龍之介−表現と存在』              伊藤一郎
葉山修平著『小説の方法』                   二瓶浩明
千葉俊二著『谷崎潤一郎−狐とマゾヒスト』           大里恭三郎
松本武夫編『新潮社日本文学アルバム−井伏鱒二』        松本鶴雄
石内徹著『釈迢空「月しろの旗」注考』             梶木剛
請川利夫・野末明著『高村光太郎のパリ・ロンドン』       野呂芳信
『糸屋鎌吉詩集』日本現代詩文庫86               比留間一成
穂積生萩歌集『松蟲』                     高橋恵子
『長谷川泉詩集』                       塚越義幸
權赫建著『夏目漱石文学世界』                 竹内清己
三田英彬著『忘却の島サハリン』                有山大五
田中実・馬場重行・原善編『対照読解 川端康成<ことば>の仕組み』
                               馬渡憲三郎
「芸術至上主義文芸」総目次(1〜20号)         調査 高橋恵子