第5号<特集 作品論・谷崎潤一郎> 昭和54年11月20日発行

近代日本文学と悪・谷崎潤一郎                 高田瑞穂
探偵作家としての谷崎潤一郎                  大野茂男
「台所太平記」論−映えの美学                 森安理文
谷崎潤一郎『乱菊物語』論−軟派の文学としての大衆小説     石内徹
『痴人の愛』序説                       千葉俊二
『アヱ゛・マリア』論                     岩田恵子
「鮫人」小論−日本的実存主義の位相              竹内清己
「嘆きの門」試論−二者択一の時代               永栄啓伸
「幇間」論−伝統との邂逅について               有山大五
「刺青」と江戸・深川                     高橋俊夫
新人たちの谷崎研究−逸文発見のことなどを中心に        橋本芳一郎

紹介
長谷川泉著『鴎外文学の機構』                 荻久保泰幸
笹淵友一編『中河与一研究』                  高田芳夫
遠藤祐「谷崎潤一郎と古典」                  馬渡憲三郎
安田武著『続遊びの論』                    庄司肇
菊田義孝著『人間脱出』                    佐野和子
矢島道弘著『悪鬼たちの復権』                 石内徹
黒古一夫著『北村透谷』                    木村洋子
森磐根著『わが国の神と近代構造』               磯部幸彦

 第6号<特集 作品論> 昭和55年11月20日発行

『夢の浮橋』論−醒めた拝跪について              森安理文
谷崎潤一郎ノート−プラトニズム受容の一側面          永栄啓伸
『墨東奇譚』論ノート−遊びの形象               石内徹
田村俊子『木乃伊の口紅』論−特に<芸術生活の享楽>について  有山大五
江戸川乱歩『陰獣』論                     佐野和子
芥川龍之介『道祖問答』再評価                 松本寧至

書評
磯貝英夫著『現代文学史論』                  森安理文
紹介
村松定孝著『近代女流作家の肖像』               佐藤郁子
高田瑞穂編『日本近代詩史』                  馬渡憲三郎
山本舜勝著『三島由紀夫』                   越次倶子
糸屋鎌吉著『糸屋鎌吉短編集』                 石附陽子
庄司肇著『小説の発見 女とはなにか』             竹内清己