第15号<特集 短詩型の文学> 平成元年11月30日発行

短詩型文学における「型」について              森安理文
短詩型文学における言語と韻律−現代詩におけるうたの可能性  明珍昇
ダダイズムと短詩型                     神谷忠孝
そのモダニズムの前衛                    長谷川泉
瞥見・コギト詩集                      高橋渡
「夢を描く」歌人・尾崎楓水−明治四十年代、早熟の歌詠み巧  有山大五
野村四郎における森鴎外の詩業(上)             清田文武
萩原朔太郎論−短詩から詩への移行期の問題          戸塚隆子
室生犀星−俳句から詩へ                   葉山修平
前田夕暮−自由律の問題                   山田吉郎
西条八十の詩と童謡−その「言葉の音楽」の行方        佐野裕子
原阿佐緒作品鑑賞                      小野勝美
「とらんしつと」の汎力動詩−火野葦平の「山上軍艦」     野寄勉
井上 靖の詩                        工藤茂
特別寄稿
我中也独断感傷主義寸感−頑是ない汚れつちまつた悲しみ考   石森史郎
自由論文
源氏物語「桐壺」論                     石附陽子
『墨東奇譚』論                       譚晶華
川端康成「五十銭銀貨」論−平島愛子「特賣場」に触れつつ   森晴雄
江戸川乱歩『屋根裏の散歩者』論               百瀬久
中野重治の「文学論」一瞥−転向五部作を眺める視点として   島崎市誠
講演
映像の美学                         佐々木昭一郎
書評・紹介
川合道雄著『綱島梁川とその周辺』              笹淵友一
太田正紀著『近代日本文芸私論−透谷・藤村・漱石・武郎』   内海宏隆
神田重幸『島木赤彦周辺研究』                山田吉郎
石内 徹編・人物書誌大系『折口信夫』            有山大五
中田雅敏著『俳人芥川龍之介−書簡俳句の展開』        松浦和子
兵藤正之助著『文学・思想・宗教』−「ぼく」のいる風貌    竹内清己
松本鶴雄著『井伏鱒二』                   高田芳夫
島尾・馬渡・今井・宮本・志村著『島尾敏雄』         石内徹
太田 浩著『青い壁画−わが詩人たち』            馬渡憲三郎
竹内清己著『文学空間−風土と文化』             平山三男


 第16号<特集 続・短詩型の文学> 平成2年11月30日発行

民衆詩派の運動                        福田美鈴
野村四郎における森鴎外の詩業(下)              清田文武
森鴎外『うた日記』−「過現未」論・内なる報復神        野寄勉
『山林に自由存す』について                  後藤康二
北原白秋−詩客の好んだ三浦三崎                田村嘉勝
芥川龍之介の詩−相聞の詩を中心に               笠井秋生
萩原朔太郎論−「光」の消失の意味について           戸塚隆子
萩原恭次郎論−アフォリズムとしての『断片』−<無言>を手掛かりとして
                               古俣裕介
『青空』『亜』『測量船』の三好達治詩             工藤茂
童謡詩人武内俊子−母と子とうたと               佐野裕子
『海やまのあひだ』論                     森安理文
特別寄稿
詩人逸見猶吉について                     小山榮雅
自由論文
川端康成「人間の足音」論                   百瀬久
源氏物語「帚木」論−特に、物語から小説的構造への移行について 石附陽子
源氏物語「空蝉」論−                     城田慈子
資料
主要新聞掲載の小説一覧(昭和篇)            新聞小説史研究会
書評・紹介
森安理文著『川端康成−ほろびの文学』             安宅夏夫
森本穫著『孤児漂白−川端康成の世界』             深澤晴美
長谷川泉・鶴田欣也編『井伏鱒二研究』             馬渡憲三郎
植栗彌著『有島武郎−「或る女」まで』             佐々木靖章
荻久保泰幸著『現代日本文学研究』               有山大五
佐古純一郎著『夏目漱石の文学』『漱石研究』          竹内清己
志村有弘著『異形の伝説−伝承文学考』             安田義明
葉山修平『新釈好色五人女』                  石内徹
茅野信二歌集『星の部屋』                   有山大五
森鈴著『八幡太郎義家』                    野平治秀介
笹淵友一著『小説家 島崎藤村』                 槇林滉二
曾根博義校訂・註『小説の方法』                日高昭二
佐藤悦郎著「中河与一研究」第三号               馬渡憲三郎
長谷川泉編『点滴 森鴎外論』                  有山大五